「ドラえも〜ん!」
勢い良く階段を駆け上る少年、野比のび太はランドセルを背負ったままそう泣き叫んだ―
その声に部屋にいるたぬ……失礼、ネコ型ロボットドラえもんは「また何かやったな」と呆れながら引き戸を開いた。
それを見るとのび太は一気に階段を上り、さらに泣きながらドラえもんに抱きついた。
「(汚ねぇな……)どうしたの?のび太君」
ドラえもんは本心で酷い事を思いながら、笑顔でのび太に向けて問いかけた。……やはりドラえもんは裏表があるようである。
そのドラえもんの声を聞くと、のび太は鼻水をたらしながらドラえもんを見ながら話し始めた。
「今日、学校でテストが返されたんだ……」
のび太の泣きじゃくっている声を聞くと、ドラえもんはめんどくさがりながら「うんうん」と頷いた。
「四枚。で、そのテスト全部0点だったんだ……」
「この……ド低脳があああぁ!」
のび太のそのありえない言葉を聞くとドラえもんは一気にキレ、そう叫びながらのび太を殴った。
のび太はそのドラえもんのパンチで3メートル位吹っ飛び、部屋の本棚に体を叩きつけられた。
「何で早速ジョジョネタなんだよ……」
そう喋ったのび太は平気そうな顔をしていたが、本当はかなりのダメージを喰らっていたであろう―
ついでにこれが今回、Doraemon 第二部の初ツッコミとなります。
ドラえもんはのび太のそのツッコミを聞いてものび太を殴った事を反省しないでのび太を睨んでいた。
「……それに、今回のテストでヤバイ事はそれだけじゃないんだよ……」
のび太はドラえもんに殴られた体を撫でながらドラえもんに向け、そう言い放った。
ドラえもんは「これ以上あるのか……」と叫びたそうな顔で言い放ったのび太を見ていた。
「今回のテストで……連続0点テスト20枚となるんだよ……」
「!!!!!!!!!!!!??????????」
それを聞くとドラえもんはわけわかんない声を上げながら枕とやかんを抱え、部屋を走り回った。
「の……のび太君、分かっているよね!?それがどういう事かを……」
ドラえもんは枕とやかんを抱えて走っている体勢で興奮しながらのび太に向けて言った。
それを聞いたのび太は力の無い顔でコクリと頷いた―
「本当に分かっているのか!?それは破壊神『玉子』が動き出すという事だぞ!」
ドラえもんはのび太に向けて持っていたやかんと枕を投げながらそう叫んだ。のび太はさっきと同じように力の無い顔で頷くだけであった。
それを見るとドラえもんは走るのをやめ、呆れ気味で破壊神『玉子』対策を考え始めた―
十分経過し、ドラえもんはやっと何かを思いついたらしくのび太の手を強く握り締めた。
「逃げるぞ!」
ドラえもんはそう言うと四次元ポケットからタケコプターを二本取り出した。これで逃げる気であろう。
のび太がランドセルを部屋に投げ捨てた後、ドラえもんとのび太はタケコプターを頭に取り付け、窓から外へと飛び出した―
「さて、掃除でもしますか」
そう言って掃除機を持ちながら引き戸を開ける一つの影があった。その影の名は野比玉子―
玉子はのび太の部屋に入ると、まず投げ捨てられているランドセルに眼を付けた。
そのランドセルから何か白い紙の端がちょこんと飛び出ているのだ。誰だって眼がいくであろう。
「何かしら、これ」
玉子はそう言って息子、野比のび太のランドセルからその紙を四枚全て引っ張り出した。
そう、これはのび太の言っていた今日返された0点テストである。それを見た瞬間、玉子は眼を丸くしながら驚いた。
どうやら駄目息子の親でも一度に四枚もの0点テストをまともに突きつけられたのは無いらしい。
玉子は少しフラフラしながらのび太の机に軽く当たった。するとその振動でのび太の机の引き出しがガラリと開いたのだ。
「これは!!」
案の定、その中には16枚の0点テストがあるではないか。今日返された分を合わせて20枚だ。
玉子はその0点テストの束を鷲掴みにし、ドタバタと一階に降り黒電話に手を掛けた―
どうやら誰かに電話を掛けるらしい。そうやって電話を掛けようとする玉子の眼からはかなりの怒りが感じられた。
「はい、骨川さんのお宅ですか。家ののび太を探して頂戴、指名手配のビラでもばらまいて。そうでもしないと見つからないような気がしますから」
どうやらスネ夫の家に電話を掛けたらしい。電話に出たスネ夫の母は「ザマスザマス」と言いながら玉子の殺気がこもった声に圧倒されてしまっていた。
『OKザマス……』
スネ夫の母はそう言うと電話を切った。
どうやら本能的にやらなければ殺されるという事が分かったらしく、スネ夫の母は急いで指名手配の用意をし始めた。
その十分後、玉子の手によって指名手配のビラが町中に配られた。
こうして、のび太とドラえもんの逃走生活が幕を開けたのである―
のび太「うわ〜、またこの小説書き始めたよ……」
ドラえもん「作者が気に入っているんでしょでゴザル」
のび太「ゴザルって何だよ」
ドラえもん「ゴザルはゴザルでゴザル」
のび太「いや、新しい口癖のつもりか?」
ドラえもん「ゴザルは新しくないでゴザル。古くから他の漫画で使われている口癖でゴザル」
のび太「いや、そういう意味じゃなくて……」
ドラえもん「どういう意味でゴザルか?」
のび太「ああ、ウザくなってきたああああ!」
ドラえもん「うるさいでゴザル」
のび太「そのゴザルっつうのをやめろ!ウザイ!」
ドラえもん「何だとゴザル!でゴザゴザル」
のび太「ゴザが一つ多いぞ!てかゴザルの使い方間違っているぞ!」
ドラえもん「それではゴザル次回をゴザルお楽しみにゴザル」
のび太「それもう口癖じゃないから!」
「ハァ……ハァ……ここまで来れば大丈夫だろう……」
そう息をきらせながら言うドラえもんとのび太の周りには小さな細い木が立ち並ぶ光景があった。
恐らくドラえもんとのび太が玉子から逃げてきた場所は裏山であろう―
「ドラえもん!」
「何だいのび太君!敵か!?」
のび太のいきなりの言葉にドラえもんは反応し、ザ・ワールドを発動する準備をしのび太に向けて叫んだ。
しかし、そのドラえもんの言葉に対するのび太の返事はめちゃくちゃ期待外れな事であった。
―どうして逃げたりするのが裏山なのかな?―
ドカァン! のび太のその言葉が聞こえた時、裏山にドラえもんによる大爆発が巻き起こった。
「ふざけるのもいい加減にしてほしいね、のび太君……」
ドラえもんはそう言うと手に付いていた爆弾の火薬を手を叩いて振り落しながらため息をついた。
DORAMIを思わせるような行動だが、実はDORAMIはセワシにこれ以上に酷い事をしているのでDORAMIの方が一枚も二枚も上である。
バリバリバリバリ…… ドラえもんが一息ついたその瞬間であった、ドラえもんの周りに奇怪な音が響いた―
「何が起こっているんだ!?青アジパンダことドラえもん君!」
ドカァン! いつの間にか蘇っていたのび太をドラえもんはザ・ワールドと秘密道具を使って空の彼方へと吹っ飛ばした。
「一体誰だ!この音は何なんだぁ!」
ドラえもんはさっきののび太を吹っ飛ばしたことがまるで無かったかのようにそう叫んだ。
バキィッ! そして近くの木がドラえもんのその言葉を待っていたかのように音をたてながら折れた。
そして折れた木の向こうから声変わりが起こってもう五ヶ月のガキ大将が歩いてきた。
「おっお前は……ブタゴリラ!?」
「八百八の野菜は最高……って何でだよ!キテレツかい!」
ドラえもんのそのボケにそのガキ大将はノリノリでノリツッコミを発動した。
「ごめんごめん……そうそう、ゴジラだっけ?」
「次はオバQかよ!てかオバQのネタなんて作者だせねぇだろ!」
ガキ大将はドラえもんの度重なるボケに対しカンニングの竹山並にキレながらそう叫んだ。
まぁ、カンニングの竹山二世と言ったところであろうか、体系も似ているし。眼鏡をかければ立派な竹山だね。
「オレンジのG!!!!」
「何でオレンジのG!?ただ旦にジャイアンで良いだろ!」
そう、そのガキ大将の名はゴジラでも無く、ブタゴリラでも無い、永遠のガキ大将『ジャイアン』なのだ。
ついでに彼の別名はジャイア13。何で13なのかというと今度は9月には言ってからの3日間でジャイ子が落選した漫画の数が13だからである。
「どうしてジャイアンが此処にいるんだぁ!」
またまたいつの間にか蘇っていたのび太が逆転裁判の「意義あり!」のポーズでジャイアンに向けて叫んだ。
「フッフッフ……これを見なぁ!」
ジャイアンはのび太の言葉を聞くと、ポケットからクシャクシャになった一枚の紙を取り出した。
「そっその紙はぁ!」
驚くのび太とドラえもんのその叫びが滅茶苦茶静かな裏山の木々に響いた―
国語小テスト 名前 剛田 武 O点
ジャイアンのとんでもないテスト内容にドラえもんとのび太は笑うことしか出来なかった。
「ん?何で笑っているんだ?」
ジャイアンが疑問に思ったらしく、そう言いながらその紙の表を見た。
その瞬間、ジャイアンはまるでムンクの叫びみたいな顔になり、その場に崩れ落ちた。
「本当はこっちだ!」
ジャイアンは気を取り直し、反対側のポケットからのび太とドラえもんの指名手配のビラを取り出した。指名手配のビラには捕まえたら1500円と漫画という賞品も書かれてあった。
それを見たドラえもんとのび太はかなり驚き、さっきのジャイアンと同じような感じとなった。
「何で僕達が……?」
「うるせぇ!」
ボカァッ のび太がそう呟いた瞬間であった、ジャイアンがいきなりのび太に力石風のアッパーを食らわせたのだ。
のび太はその力石風アッパーにより吹っ飛び、血(実はケチャップ)を吐きながらその場に崩れ落ちた。
「さて、お前らを捕まえて漫画と金を貰おうか」
ジャイアンの声が裏山に響いた―
ドラえもん「うわ〜、ギャグがやけに多いぞ」
のび太「まぁ、一応ギャグ小説だしね」
ドラえもん「さて、作者がこれを書いているのは僕の誕生日なんですけどね」
のび太「へぇ〜おめでとう」
ドラえもん「それだけ?」
のび太「お前は俺に何を求める!」
ドラえもん「おい、これ終わった後、顔貸せや。」
ドラえもん「ん?来たか?」
のび太「何?ドラえもん」
ドラえもん「ぎゃああああ!のび太の生首ぃぃぃぃぃいい!」
そう、のび太は首から上だけの姿でドラえもんの前に現れたのである。
のび太「いやぁ、顔貸せって言ってたから分解ドライバーで顔だけを……」
ドラえもん「ふざけるなあああああ!」
結局のび太から誕生日プレゼントは貰えなかったらしい―
ゴゴゴゴゴゴゴ…… 誰かが何所かで太鼓を鳴らしているような地響きが戦いの聖地、『裏山』に響く―
そして今回の戦いのフィールド、裏山B地点98には、ジャイアン、のび太、ドラえもんという三人の戦士がいた。
「お前に聞いておこう。貴様は北斗七星のわきに輝く蒼星を見た事があるか?」
いつの間にか巨大な黒い、しかも首から『こくおうごう』と平仮名で書かれたロバに跨りながらそう叫んだ。
「フッ、ある!あの北の方にずっとある星であろう!」
のび太はジャイアンの『北斗の拳ごっこ』に全くノらず、ただ普通に北斗の拳とは全く関係ないボケを言うだけであった。
そしてそののび太のボケを聞くと、『こくおうごう』はズッコケ、こどもの国へと帰っていったという―
ついでにのび太はそのボケを言った後、「それは北極星だぁ!」というツッコミを期待していたが誰も言わなかったという。
「さっさと闘いを終わらせるゼェ!」
しばらく経つとドラえもんがラオu……いや、ジャイアンに向けて叫びながら突撃した。
「『世界』(ザ・ワールド)時よ止まれ」
ドラえもんが突撃しながらそう叫ぶと案の定、時が一瞬にして止まりジャイアンの動きも完璧に止まった。
そう、ドラえもんのスタンドの能力『時を止める』という能力が一瞬にして発動されたのである。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!」
ドラえもんが時が止まった世界でそう叫んだ一瞬だけ、ドラえもんの頭に金髪の髪が生えたような気がしたが気のせいである。
そしてドラえもんはポケットから熱線銃を取り出し、銃口をジャイアンに向けながら引き金を引いた。
「そして時は動き出す―」
ドラえもんが格好つけながらそう叫ぶと時が急に動き出し、熱線銃の熱線がジャイアンを狙った。
のび太は何が起こったのか分からないまま辺りを見回し、ジャイアンは近づく熱線の前に悲鳴を上げるだけであった。
そして、熱線銃から発された熱線は脅えるジャイアンの眼の前、約一メートル前まで近づいた―
「俺のスタンド『キングクリムゾン』だ。熱線に当たる瞬間を吹っ飛ばした」
しかし、熱線銃に当たったかと思った瞬間に聞こえた声は泣き叫ぶ悲鳴では無くあざ笑うジャイアンの声であった。
「スタンド!?」
「んっ!?何これこれこれこれこれこれこれ!?」
ドラえもんはジャイアンがスタンドを持っていたという事に驚き、のび太はわけの分からないままパニックになるだけであった。
ジャイアンが言っているスタンド『キングクリムゾン』とは【ジョジョの奇妙な冒険】第五部のボスディアボロが使うスタンドである。
スタンド『キングクリムゾン』の能力は時を吹っ飛ばすという正に最強の能力である―
「クソ!!だがこれは封じられまい!『世界』(ザ・ワールド)!」
「!!」
だが、ドラえもんがスタンドの能力を発動しても辺りには何も変化が無い、ジャイアンものび太も動いている。
そして辺りの様子を見て驚くドラえもんを見るとジャイアンはいきなりゲラゲラ笑い出し、こう言った。
「俺様の『キングクリムゾン』で貴様の能力発動中の時間を吹き飛ばした」
「!!!!!!!!!!!!!!!○□△×」
ドラえもんはわけ分からない言葉を発しながら裏山の湿った地面にシリモチをついた。
「難しくてよく意味がわかんねぇんだよゴルァ!」
その時、話をよく理解していないのび太がショックガンをジャイアンに向けてぶっ飛ばした。
「無駄だ」
のび太のショックガンのエネルギーもジャイアンのスタンド能力によって意味の無い事となり、何も変わらなかった。
「帝王はッ!このジャイアンだ!以前変わりなくッ!」
のび太「とうとうディアボロ出ちゃったよ〜」
ドラえもん「それにしても作者はボスキャラのスタンドが好きなようだな」
のび太「でも作者第六部は読んでねぇぜ。どうする気だ?」
ドラえもん「俺の予想では次はブチャラティだな」
のび太「スティッキィ・フィンガーズ!」
ドラえもん「アリアリアリアリアリアリアリアリーヴェデルチ!」
のび太「さて、ブチャラティを知らない人はジョジョの奇妙な冒険第五部を見てください♪」
ドラえもん「てかこの小説(?)を見る人は第一巻からジョジョを読んだほうがいいな」
「どうやれば勝てるんだ……!?」
ドラえもんはジャイアンのスタンド『キングクリムゾン』を眼の前にして裏山の地面へ崩れ落ちた。
「いや、ギャグ小説にこんな真面目な文いらないから」と毎回言っている諸君、君達に言いたい事がある。
全く、その通りである
「さぁ、貴様らを殺してやるぜぇえええ!」
「いや、殺すじゃなくて捕まえるだろ、おい!おおおぉぉぉぉぉい!」
自分らを殺そうとしているジャイアンに、のび太は久しぶりのそして強力なツッコミを発動した。
しかし、前の作品みたいに『フザケ★バトル』では無く今作品は『パクリだらけだけど少し真面目なバトル』なのでのび太のツッコミはジャイアンへの攻撃では無くなった。
「そんなの期待してなかったからああぁぁ!てか前アリだったのおおおおお!?」
のび太はツッコミながらジャイアンのスタンド『キングクリムゾン』に殴られ、空の彼方へと吹っ飛んだ。
ついでにのび太が吹っ飛んだ表現は古典的な漫画によくある「キラーン☆」という表現である。
「アルアルうるせぇよ、てかお前解説では無いだろ」と言うツッコミを入れた諸君に、一つ言っておこう。
全く、その通りである
「どうしれば……」
のび太が吹っ飛んだのを無視しながらドラえもんがジャイアンを思いっきり睨みながらそう呟いた。
ジャイアンはほぼ無敵のスタンド『キングクリムゾン』に惚れ惚れしながらドラえもんをあざ笑った。
ドカァン! その時だった、何の前触れも無しに戦場と化した裏山に大爆発が巻き起こったのだ―
「何だゴルァ”」
爆発のダメージを思いっきり受けたジャイアンがめちゃくちゃキレながら何所かへ向けてそう叫んだ。
「私のスタンド『キラークィーン』よ」
そのジャイアンの叫びに答えるかのように、天空から謎のネコ型ロボットの声が元裏山に響いた。
元裏山と言うのは、今の爆発で裏山の木とか色んな物が吹き飛んでもはや裏山とは言えない状況だからである。
「DORAMI!?」
ドラえもんが驚きながらそう叫んだ、そうその爆発の原因はDORAMIのスタンド『キラークィーン』の能力だったのである。
DORAMIのスタンド『キラークィーン』はほとんどの物を爆弾にする事ができるというアルカイダが使いそうなスタンドなのである。
「どうしてDORAMIがここに!?」
DORAMIの登場にかなり驚いたドラえもんがDORAMIに向けてDORAMIに向けて叫んだ。
「話は今よ!」
「いや、普通は後だろ」
のび太が突っ込んだ瞬間、DORAMIは『キラークィーン』でのび太の眼鏡を破裂させてのび太を成仏させた―
「それでは理由を説明するわ! 話が長くなるけど話してあげるわ!」
「いや、今はジャイアン倒してください」
ドラえもんがだらだら汗を流しながらDORAMIに突っ込んだ瞬間だった、ジャイアンのスタンド『キングクリムゾン』がDORAMIに近づいていった―
「爆破してしまいなさい!」
DORAMIは『キングクリムゾン』が近づいて来ているのに目ざとく気づき、『キラークィーン』の能力で裏山の土を爆弾と変えた。
だが、爆発する音は響かずそして爆発するはずのジャイアンの周りの土は爆発しなかった―
そう、『キングクリムゾン』で土が爆発する瞬間の時をフッ飛ばしたのである。つまり今のDORAMIの攻撃は無駄になってしまったのである。
「フハハハハハハハァ!」
ジャイアンはDORAMIをあざ笑った。だが、DORAMIはジャイアンの言葉を聞いても怒らない、逆に笑っていた。
ドカァン! その時、いきなりジャイアンの周りにテロ的な大爆発が巻き起こり、ドラえもんは爆風で少し吹っ飛んでしまった。
どうやらDORAMIのスタンド『キラークィーン』がジャイアンの周りを全て爆弾に変えたらしい。
「どうやら連続の爆発には対応できないようね」
DORAMIは爆発でかなりのダメージを受けたジャイアンに向けてあざ笑う様に、てかあざ笑いながらそう言い放った。
「クソがああああああぁぁぁ!」
ジャイアンはDORAMIの言葉に対してかなりキレ、DORAMIに向けてスタンド『キングクリムゾン』を突進させた。
ドカアアアァァァン! その瞬間何の前触れも無く大大爆発が裏山に巻き起こりジャイアン、ドラえもん、そしてやっと戻ってきたのび太がが思いっきり吹っ飛んだ―
「実はさらに爆弾を仕掛けておきました♪」
のび太「早速DORAMIが出てきたね」
ドラえもん「グおおおおおおおおおおおおおおお!」
のび太「何が起こったぁぁ?」
ドラえもん「奴が出てくるとあの事件の記憶が蘇るウウウウ!」
のび太「あの事件ってナンデスカ!?」
ドラえもん「それはジュー年前ノコトダッタヨウナキガシナイデモナイトデス」
のび太「意味分からんからやめとけ」
「で、DORAMIはどうして此処にいるの?」
ジャイアンは吹き飛ばされて再起不能(リタイア)となったが、ドラえもんは根性で戻ってきていた。のび太はまだ帰ってきていない。まぁ、段々奴は空気になっていったから別にいいのだが。
「それはね、セワシさんが……!」
その時、落ちている木の枝が折れる音が聞こえた。ドラえもんには感じ取れなかったが、DORAMIにはそれを感じる事が出来た。
誰か、いる―― DORAMIは『キラークイーン』を出す準備を整える。ドラえもんもDORAMIの様子で意味が分かったらしく、身構えた。いつでも『ザ・ワールド』を出せるであろう。
ギャグ小説らしくない緊迫感が辺りを包む。というか、やけにシリアスチックなのは作者が久々に書く為、感覚を忘れてしまったからである。本当に申し訳ない気分でいっぱいである。
「URYYYYYYYYYY!」
吸血鬼(屍死人)っぽい声が聞こえた。木の陰から物凄い勢いで何かが現れる。
「『ザ・ワールド』時よ止まれ」
時は止まり、ドラえもんはその何かへ近づいた。そこにいたのは、え〜と……あいつ、あいつ、何だっけ?
「だっ誰?」
何か存在しているか存在していないのか分からない奴。あ〜、これ説明とかする文章なのにどうしたんだろう。前もいたんだよな、あの地味なあいつ。
「くっ時間か。時は動き出す」
ドラえもんがそう言うと、その『あいつ』は動き出して、二人の前に現れた。やけに偉ぶっている。
「名乗らせていただこう。我が名は出木杉英才」
ポルナレフ風にそいつは言った。そうだよ、出木杉だ。こいつの名前は、出木杉だ!
原作だと冷静で、大長編でも最初の方に出てきて説明をするという役割の少年だ。ドラえもんはポカーンとした顔で出木杉を見ていた。出木杉はこの小説だと途中で旅に出ていた筈だ。
そして出木杉が旅で手に入れたキャラクターというのが、ジョジョであったという事だった。
「『キラークイーン』」
次の瞬間、DORAMIは出木杉を吹き飛ばした。出木杉はその威力で遥か彼方へと吹き飛ばされていく――
その轟音にドラえもんは耳をふさぐだけであった。久々にあった戦友の事も、一緒に吹き飛ばされてしまったようだ。
「今の爆発音は何?」
のび太が帰ってきた。何回もDORAMIに吹き飛ばされているだけあって、少し丈夫になっているようにも見えた。のび太はツッコミ役。この小説には欠かせない存在だ。
「下らないわね。それがあなたのスタンド?」
次の瞬間だった。謎の声と共にのび太は謎の髪の毛が包まれた。
「何だこれはああああ!」
のび太の悲痛な叫び。ドラえもんとDORAMIもそれを防ぐ事はできなかった。何かが、来る。そう感じ取っていた。
そして、ドラえもんは声の方を向いて、『そいつ』を見つけた。
「しずちゃん……?」
「私のスタンドは『ラブ・デラックス』」
恐怖のバトルの火蓋は、今落とされた。
ドラえもん「作者は何年ぶりだと思っているんだゴルァ!しかもHNを変えているし!」
のび太「という事で、Doraemon復活です」
ドラえもん「作者がサボっていてすいませんでした」
のび太「何これ?挨拶!?」
ドラえもん「しずちゃんが『ラブ・デラックス』とはねぇ〜」
のび太「『ラブ・デラックス』はジョジョの第四部の山岸由花子というキャラのスタンドで、髪の毛を自由に操るスタンドですね」
ドラえもん「読んでない人にはわからないだろ……」
のび太「では、これかもよろしくお願いします」