「お前は……僕達に何をした!」
ドラえもんが少し苦しみながら『ラストボス』に向けて言った。
それを聞くと『ラストボス』はゲラゲラ笑い、ドラえもんに向けて馬鹿にする様な口調で言った。
「もうすぐ分かるよ。クク……」
『ラストボス』はそう言うと右手をゆっくり上げ、ドラえもんとのび太を見た。
ドラえもんとのび太の二人は『ラストボス』の殺気によりその場から動く事ができなかった。
二人はただ息を段々荒くしながら『ラストボス』の攻撃のモーションを見ている事しかできなかった。
「過去……それは永遠に変わらない一つの芸術。Repetition!」
『ラストボス』は右手を上げながらそう叫んだ。
「何だ……?」
ドラえもんがそう呟いた時にはもう恐怖の攻撃が始まっていた―
周りの光景がドラ屋の周りでは無い光景に変わった。そしてその光景は見た事がある。
「小池……さんと神成さんと戦った時……?」
のび太がそう呟き辺りを見回した時、あの『ラストボス』はいなかった。
そして、攻撃が始まった。
「ヤマゴン倒したね〜」
そうのび太が言いかけた時だった。
(口が……体が……勝手に!)
のび太がその繰り返されている光景に操られながらそう思った。
テレッテレ〜♪
「早っ!今回戦いめちゃ早っ!」
のび太のツッコミが炸裂した時だった。眼の前に奴が現れた。
「脇役4戦士の核、小池……」
「脇役4戦士のNO.2、神成……」
そう、彼らの眼の前に現れたのは脇役の中でも登場回数が多いこの二人だったのだ。
(まさか……戦うのか?)
ドラえもんは目の前にいる小池さん、神成さんを見てそう思った。
そう、戦うのだ。VS小池・神成コンビと戦った時と同じ様に。
小池さんの攻撃! ラーメン乱舞!
のび太とドラえもんが動き出す前に小池さんの攻撃が放たれた。
空気中にラーメンが華麗に舞う―
「何の意味が……」
ドラえもんがそう叫ぼうとした瞬間だった。
ドシャッ! 空気中に浮かんでいたラーメンの内、二つがドラえもんの上に落下した。
小池さんによりドラえもんに350ダメージ!
…………………………………………………HP表…………………
ドラえもん 残りHP1550
のび太 残りHP120
小池さん 残りHP5000
神成さん 残りHP2000
…………………………………………………HP表…………………
「嘘だ……5000なんて……」
のび太は精神的ダメージを喰らった!
のび太が倒れかけた時だった!
空気中のラーメン全てがドラえもんとのび太を襲った!
のび太に120ダメージ!ドラえもんに550ダメージ!
フラリ のび太とドラえもんは『VS小池・神成コンビ』の時のダメージをもう一度受けた。
その時だった。周りの光景が元のドラ屋の光景へと戻り始めた。
『ラストボス』も彼らの前に現れ、さっきと変わらない光景が現れた。
だが、ドラえもんとのび太の喰らった繰り返しのダメージだけは元に戻らない。
バタリ HPが0になってしまったドラえもんはドラ屋を目の前にして崩れ落ちた。
…………………………………………………HP表…………………
ドラえもん 残りHP0(最高値1900)
のび太 残りHP180(最高値1500)
…………………………………………………HP表…………………
「フハハハ!過去は絶対なのだよ!」
『ラストボス』のその叫びがもう倒れそうなのび太の耳に響いた。
のび太「ギャグがねええ!」
ドラえもん「多分ギャグからバトルにジャンルが変わったからだよ♪」
のび太「おいおい、まぁ結構自然だったし♪」
ドラえもん「のび太君、このコーナーは本音を言っていいんだよ」
のび太「えっマジ!」
ドラえもん「マジ」
のび太「作者ザけんじゃねえぞ、ヘリトンボさんやえんちゃんさん、それに罵声さんなら別に途中でジャンルを変えるという高度な業を使えるが、お前は無理なんだよ。馬鹿が天才を真似るんじゃねえ、正直言って俺は『大長編ドラえもんのび太の宇宙超戦争』や『のびたの夏休み』や『裏山生活』等の素晴らしい作品に出ている方が百億、いや千兆、いやいや千無量大数倍楽しいぜぇ」
ドラえもん「そうだよ、みのもんやごときが……(この後聞くに堪えない悪口)
のび太は全身傷だらけの体で『ラストボス』へ少しずつ歩み寄っていく。
そののび太の姿はまるでいくら死んでも蘇る不死鳥の様にも見えた。
しかし、のび太の体は闘おうとしているのにも関わらず、のび太の心の中の闘う気はもう消え去りそうな状態であった。
過去は絶対― のび太は心の奥底でその言葉に納得してしまっていたのだ。
「そう、過去は絶対Repetition!」
『ラストボス』は誇らしげな顔で思いっきりそう叫んだ。
するとさっきと同じ様に辺りの景色が変わり始めた。
そう、また『ラストボス』の能力「繰り返し」が始まってしまったのである。
「ギラーミン……?」
のび太は辺りの景色を見渡すと、思わずそう呟いてしまった。
そう、繰り返された光景はコーヤコーヤ星の光景だったのだ。
そしてもちろんのび太の眼の前にはガルタイトの戦艦がある。
攻撃が始まる―
ジャイアンの攻撃により、墜落したガルタイトの戦艦―
その戦艦のドアが静かに開き、中からのび太の最大の敵「ギラーミン」が現れた。
「スーパーマン……、ノビ太とかいったな。腕利きのガンマンと聞いた。お前と対決できる日を、楽しみにしていたぞ」
ギラーミンは吹き荒れる風の中、少し笑いながらそう言った。
そのギラーミンの声を聞くと、のび太はギラーミンがいる場所へと歩き始めた。
「僕に任せてくれ。なあに負けるもんか」
(やはり……体が勝手に……!?)
のび太は繰り返されていく光景に操られながらそう思った。
「あ〜っ!!」
「のび太が対決!」
ガルタイトの戦艦に攻撃していた場所から降りてきた三人がそう叫ぶ。
しかし、男同士の戦いはその声では決して止まらない。
ヒュウ…… 少し強くなってきた風の中、のび太とギラーミンが向かい合う。
ヒュゥ そしてそんな風の中、誰も気づかない内にタイムふろしきも飛んでいく。
(これは……おっそろしい相手だぞ)
のび太は繰り返しのせいか、この瞬間だけはそう思ってしまった。
(このチビ、只者ではないな)
荒れ狂う風の中、ギラーミンは銃を取り出せる構えにしながらそう思う。
(ギラーミンが狙いを外すなんて、絶対にありえない。勝負は最初の一発にかかってる。相手より0.1秒でも早く撃つこと……)
のび太の頬を伝っていく冷たい汗、のび太はかなり緊張していた。
この瞬間、のび太は精神的不安をかなり感じていた。
「二人とも……」
中々始まらない勝負の中、ロップルがそう呟く。
「ピクリとも動かないぞ」
その言葉に合わせるようにチャミーを抱きしめながらドラえもんが言う。
「神様……」
スネ夫はのび太の勝利を神に願った。
サッ 二人が腰に欠けていた銃を勢い良く取り出した。
この時だった! 繰り返しの決闘の光景が曲がり始めた。
「なっ何だ!」
繰り返されている光景の筈なのに、のび太は何故かそう言えた。
そしてその曲がった光景が少しずつ元に戻る。
ババッ 光景が元に戻るとギラーミンはすかさず銃を放った。
だが、のび太はその一瞬だけ繰り返しから解放された様に本当の光景とは違う行動をした。
のび太は繰り返しに操られるであろうと思い、動かなかったのだ。
クラ ギラーミンの弾に当たったのび太はもちろんその場に崩れ落ちる。
のび太に180ものダメージが与えられた。
周りの光景が『ラストボス』との闘いの光景に戻されていく。
…………………………………………………HP表…………………
ドラえもん 残りHP0(最高値1900)
のび太 残りHP0(最高値1500)
…………………………………………………HP表…………………
そしてのび太は信じられないという顔でその場に崩れ落ちた。
「俺の……勝利だ」
『ラストボス』はニヤリと笑った―
のび太「初めてだぞ……こんな長いバトル」
ドラえもん「あと一話位で終わるでしょ」
のび太「いや、分からないよ。作者の性格だと悪役を活躍させたいが為にもっと延ばすかも……」
ドラえもん「マジでか!?」
のび太「この小説凄い疲れるんですけどね〜」
ドラえもん「あと一話で終わって欲しいのに」
のび太「そういえば今回の会報ギャグが無いぞ」
ドラえもん「しょうがねえ、ギャグをやんなきゃバランスが取れないからな」
のび太「何のバランスだよ」
ドラえもん「布団が吹っ飛んだ」
のび太「……ツッコむ気力も失せたぞそのギャグ」
のび太とドラえもんは倒れ、『ラストボス』の勝利となった―
『ラストボス』は二人が倒れているのをみながらケラケラと笑っている。
そう、『ラストボス』の勝利なのだ。主人公ではない、『ラストボス』の勝利なのである。
絶対的な過去― 『ラストボス』は二人の心の中にその言葉を刻ませていた。
「何かが……おかしい」
勝利したはずの『ラストボス』は勝利の高笑いをやめ、辺りを見回し始めた。
しかし、辺りには何も変な事は無い。むしろ普通すぎる位―
「うわああああ!」
辺りを見回していた『ラストボス』がそんな悲鳴を上げた。
何故?それは簡単な事であった。『ラストボス』の体が消えていくのである。
「まさか!? そんな事があるはずが……待てよ? まさか!」
『ラストボス』は消えていく体で少し考えた後、そう言った。
『ラストボス』は周りの光景と共に消え去っていき、『ラストボス』の体で残っているのは腹より上だけであった。
「Repetition!そして俺をその過去へ!」
『ラストボス』が右手を振り上げ、そう叫ぶ―
するとやはり同じ様に周りの光景(もう消えかけているのだが)が変わり始め、消えていない光景へと戻った。
そしてその光景とはドラえもんが倒れる直前の光景―
そう、一番初めに『ラストボス』が「VS小池&神成戦」を繰り返した時である。
フラリ のび太とドラえもんは『VS小池・神成コンビ』の時のダメージをもう一度受けた。
その時だった。周りの光景が元のドラ屋の光景へと戻り始めた。
『ラストボス』も彼らの前に現れ、さっきと変わらない光景が現れた。
だが、ドラえもんとのび太の喰らった繰り返しのダメージだけは元に戻らない。
バタリ HPが0になってしまったドラえもんはドラ屋を目の前にして崩れ落ちた。
(違う!この光景では無い!)
『ラストボス』は近くの電柱の影に隠れてその光景を見ながらそう思った。
どうやら過去にいくと過去の状態へ戻るらしく、消えたはずの体が元に戻っていた。
「まだか、それならば……。繰り返しの「VS小池&神成戦」へだ!Repetition!」
どうやら『ラストボス』の能力は自分が繰り返した過去へも行けるらしい。
また周りの光景が変わり、繰り返しが始まった。
「ヤマゴン倒したね〜」
そうのび太が言いかけた時だった。
(口が……体が……勝手に!)
のび太がその繰り返されている光景に操られながらそう思った。
テレッテレ〜♪
「早っ!今回戦いめちゃ早っ!」
のび太のツッコミが炸裂した時だった。眼の前に奴が現れた。
「脇役4戦士の核、小池……」
「脇役4戦士のNO.2、神成……」
そう、彼らの眼の前に現れたのは脇役の中でも登場回数が多いこの二人だったのだ。
(まさか……戦うのか?)
ドラえもんは目の前にいる小池さん、神成さんを見てそう思った。
そう、戦うのだ。VS小池・神成コンビと戦った時と同じ様に。
(まだ何も起こっていない……この後か)
『ラストボス』はさっきと同じ様に電柱の影に隠れながらそう思
った。
小池さんの攻撃! ラーメン乱舞!
のび太とドラえもんが動き出す前に小池さんの攻撃が放たれた。
空気中にラーメンが華麗に舞う―
「何の意味が……」
ドラえもんがそう叫ぼうとした瞬間だった。
ドシャッ! 空気中に浮かんでいたラーメンの内、二つがドラえもんの上に落下した。
小池さんによりドラえもんに350ダメージ!
…………………………………………………HP表…………………
ドラえもん 残りHP1550
のび太 残りHP120
小池さん 残りHP5000
神成さん 残りHP2000
…………………………………………………HP表…………………
「嘘だ……5000なんて……」
のび太は精神的ダメージを喰らった!
のび太が倒れかけた時だった!
空気中のラーメン全てがドラえもんとのび太を襲った!
その繰り返しを見た時、『ラストボス』は変な違和感に襲われた。
「まさか、今か! 繰り返し一時停止!」
『ラストボス』がそう叫ぶと、繰り返しの光景がいきなり止まった。……まるでビデオの一時停止の様に。
「やはり……そうだったのか……」
『ラストボス』はラーメンに襲われている状態で止まっているドラえもんに近づき、そう言った。
そこにいたのは分身ハンマーで分身し、タイムベルトを取り出しているドラえもんの姿であった。
そう、あの倒れたドラえもんは分身で本物はタイムベルトで未来か過去へ行っていたのである。
「やられた!」
『ラストボス』は叫んだ―
のび太「嘘だろ、この会報が十報まで続くなんて……」
ドラえもん「ああ、俺はてっきり途中で「最高ドラちゃんファンクラブ」に変わると思っていたのに……」
のび太「そんなのに変わるわけねえええエエエ!」
ドラえもん「のび太君、今の世の中何が起こってもおかしくないんだよ」
のび太「いや、それだけは絶対にありえないから!俺が保障する!」
ドラえもん「それにしてもタイトル滅茶苦茶だな、銀魂のタイトルよりも長い」
のび太「話を反らすなあアアア!」
「くそが! 何所へ行きやがったんだ!」
『ラストボス』は近くにいた野良猫を蹴り飛ばしながら叫んだ。
繰り返しの世界はまだ止まったままだ。この後になると自分の体が消えてしまう可能性もあるからだ。
「一体……何所へ……」
「よし! 回復したぞ!」
ドラえもんがドラ焼きをほうばりながらそう言った。
どうやら此処は22世紀らしく、近くには改造版悪魔の兵器ロボットDORAMIが不気味な笑いをたてながら其処にいた。
「お兄ちゃん……では行くわよ♪」
そう言うDORAMIの顔はまるで、というか完璧に悪魔だった。
「うっうん(ドラミ、どうしてこんなんになってしまったんだ)」
ドラえもん、それは君が悪いんじゃないと思うよ。
何か(凄い)久々のギャグを連発していますね〜はい。
「チュ−リップ号〜♪」
DORAMIはそのチューリップ号の中に入りながらそう言った。
そのチューリップ号の赤がやけに濃い所があるのは気のせいだろうか。
ガガ……バキボキ チューリップ号はDORAMIの運転によって動き出した。
「人の骨が折れるような音がしたのは気のせいでしょうか」
「気のせい気のせい♪」
チューリップ号は時速6000キロで過去へと向かっていく。
途中で時空旅行者のタイムマシンを吹き飛ばしたような音がしたが、旅は順調であった。
しばらく経ち、タイムホールが出現したのでドラえもんとDORAMIはタイムホールの中へ突っ込んだ。
「此処は!」
二人が降り立ったのはドラ屋の前の角、しかもちょうどその時のドラえもんとのび太がいた場所であった。
「ドラ焼き〜!!」
ドラえもんはよだれを垂らし、眼を渦巻きにしながら叫んだ。
今、彼の眼の前にはこの旅の目的『ドラ屋』がある。
「お兄ちゃん、何やってたの……」
DORAMIはそう言ったが、ドラえもんは「お前ほどでは無い」と言いたそうな顔であった。
「そういえばこの旅の目的ってそれだったけ……」
準主人公なのに旅の目的を忘れた男って……
「ドッラヤァキィイイイイイ!」
ドラえもんは他の人から見れば壊れたかと思う程の大きな声を上げてドラ屋へ駆け出した。
もうクリアか?と誰もが思ったその瞬間だった!
「こっこれが僕!?」
明らかにお前だよ、ドラえもん君。
のび太が……倒れたのだ。
「のび太君!どうしたんだよ!」
ドラえもんは急いでのび太に近づいた。
しかしあきらかにドラ屋へ走った速さの方が速い。
のび太よりもドラ焼きが大切か?ドラえもん!
「ギラ……ギラミ……ギラーミ……ギラーミンが……」
「ギラーミン!?ギラーミンなんてここにいるわけ……」
その時、ドラえもんが急に喋らなくなりもがき始めた。
まるで海へ落ちた時の様に。
「ハァ、ハァ、ハァ」
ようやく普通になったドラえもんの体は海水がこびり付いていた。
どうやら二人はかなりの肉体的ダメージと精神的ダメージを味わってしまったらしい。
…………………………………………………HP表…………………
ドラえもん 残りHP500(最高値1900)
のび太 残りHP300(最高値1500)
…………………………………………………HP表…………………
「ハハハハハハハハ!」
そんな笑い声が二人の耳にいきなり入った。
「誰だ!」
のび太が叫んだ。どうやらそういう元気はまだあるらしい。
「ここら辺はどうでもいいわ、次よ次!」
いや、ここら辺はどうでもよくないと思いますよ。
「俺?『ラストボス』の称号を持つ男だ」
その男、『ラストボス』は特徴のある低い声で言った。
その『ラストボス』の特徴を述べると、まず特徴的なのは髪!
髪の色が赤で、長髪なのだ。多分髪だけ見れば大体判別できるだろう。
次に眼、その眼にはかなりの殺気が込められていてかなり鋭い眼だった。
次に服!今は夏なのに何故か茶色い革ジャンを着ている。
「今よおお!」
何がだよ。
DORAMIはそう叫びながら突っ込んだが、ドラえもんは突っ込まなかった。
「さっきの痛みはお……ってドラミイィィ!?」
驚くのび太(過去)とドラえもん(過去)を尻目にDORAMIは突っ込む。
「何だ貴様アアア!」
『ラストボス』は随分と驚いた様子で、繰り返しを発動できなかった。
「死ね」
DORAMIは四次元ポケットから花柄の大砲を取り出した。
ドカアアアァァァァアアアアン! 普通の大砲の何億倍の音がし、大砲が発砲された。
「ひでぶっ!」
北斗の券なのかああああああ!?
『ラストボス』はその場に崩れ落ちた。
「なっ!俺の体が消えていくぞ。まさかこの前に何かが!?俺を過去へ!Repetition!」
『ラストボス』はこの異変に気づき、過去へと向かった。
無茶苦茶になった時空、そしてその時空大戦が、今始まる!
のび太「やっとギャグが入ったな」
ドラえもん「てか矛盾している所がかなりあるな、説明するか」
ドラ屋へ突入
↓
最初の繰り返し(のび太へ)
↓
繰り返し(ドラえもんへ)
↓
『ラストボス』参上
↓
繰り返し(のび太・ドラへ)
↓
ドラえもん分身、未来へ
↓
繰り返し(のび太へ)
↓
のび太倒れる
↓
未来へ向かったドラえもん・DORAMIが過去の『ラストボス』破壊
↓
『ラストボス』異変に気づく。
↓
『ラストボス』繰り返しで過去へ
↓
『ラストボス』異変の起こった場所へ繰り返し
↓
決戦!!
のび太「こんなとこ?」
ドラえもん「矛盾は無視で!」
のび太「おい」
タッ 繰り返しの能力を操る『ラストボス』が過去へ参上した。
辺りに広がる光景はやはりドラ屋の前であったが、その光景は違う。
その光景の中には実際にはいるはずの無い人が二人いた。
DORAMIとドラえもん― 近くには倒れている『ラストボス』(過去)、そしてのび太(過去)ドラえもん(過去)が驚き、シリモチをついていた。
「繰り返しで過去に干渉するのは嫌いなんだがな……」
『ラストボス』はそう言って頭をポリポリとかきながら二人の前に堂々と現れた。
「『ラストボス』……消えたんじゃなかったのか?」
『ラストボス』を見たDORAMIは少し挑発を加えながらそう言った。
近くにいるドラえもんは『ラストボス』出現の驚きと、DORAMIの挑発にオロオロしているのとで動けなかった。
「どうして?簡単なことさ。俺の繰り返しの能力の最大レベルの技「過去」へ行ったのさ」
『ラストボス』はDORAMIを凄い眼で睨みながらそう言った。
DORAMIはさっき過去の『ラストボス』を倒した大砲を取り出した。
「お前を殺す前に一つ質問がある」
DORAMIは大砲の銃先を『ラストボス』に向けながら問いかけた。
(おいおい、殺す気かよ。一応本家は小学館だぞ。人が死んだらいけねえだろ)
ドラえもんは声に出してツッコミたかったが、DORAMIに口ごたえをしたら殺されそうなので止めた。
すると『ラストボス』はニヤリと笑い、答えた。
「何だ?」
『ラストボス』がそう言うのを聞くと、DORAMIは質問を述べた。
「私達が過去のお前を倒したのにどうして未来のお前が存在する」
「これが繰り返しだからだ。お前らにとっては過去に来たつもりであろうが、俺にとっては繰り返しの過去―」
『ラストボス』は意味深な言葉を残し、右手を振り上げた。
「―俺はさっきてめえらのせいで消えそうになった。まぁ、未来の俺は消えているのだろうが。だが、俺はその消えていく俺は最後の力を振り絞り過去を繰り返した。そのパワーは凄まじいものだった」
『ラストボス』は少し笑いながら長い説明を言っていく。
「私は長い話は嫌いなのよ。何が言いたいの?」
高性能ロボットなら長い話なんてチョチョイのチョイだと思うが……
とりあえずDORAMIはそう言った。
「そのパワーにより、俺が繰り返しで降り立った時には俺の繰り返しと歴史内の過去は同化したのだ。つまり、俺は繰り返しにより止めるのを止め、過去で貴様ら愚民と戦う事が出来るようになったのだ!」
ドォン! DORAMIはその言葉を聞くとMAXパワーで大砲を発射した。
その大砲の弾は『ラストボス』を容赦なく襲う―
「甘いんだよ。Repetition!」
『ラストボス』がそう叫ぶと、大砲の弾はいきなり崩れ始め元の材料になってその場に落ちた。
「繰り返しをその大砲に体験させた。その大砲は製造される前を体験した」
『ラストボス』は得意げにそう言うとDORAMIを睨んだ。
そして『ラストボス』とDORAMIの戦いが始まった―
のび太「え〜つまりこういうワケです」
法則 過去に行くと体が消えるのは治り元の体へ戻っていく。
未来へ向かったドラえもん・DORAMIが過去の『ラストボス』破壊
↓
『ラストボス』体が消える。
↓
『ラストボス』繰り返しで過去へ(過去へ干渉はできない)
↓
『ラストボス』繰り返しでさらに過去へ(過去へ干渉はできない)
↓
『ラストボス』繰り返しの世界で止める。
↓
『ラストボス』がその瞬間だけ止まった現実世界にいた事になり体が消えていく。
↓
『ラストボス』消えていく体の中で凄まじいパワーで過去へ
↓
『ラストボス』最強技、繰り返しの過去へ(過去に干渉できる)
↓
凄まじいパワーで過去と繰り返しの世界がその時間だけ同化する。
↓
『ラストボス』にとっては繰り返しの過去なので体は消えない。
↓
ドラえもん達にとっては未来から過去にいった本当の過去なので『ラストボス』とドラえもん達がいる時間が同化した事になる。
ドラえもん「前と同じ様に矛盾は無視で」
のび太「矛盾なんか挙げたらキリが無いもんね」
ヒュウウウウ― 風が吹くまでその場の光景は全く変わらなかった。
いや、一つだけ変わった事がある。過去のドラえもん、のび太が消えたことだ。
DORAMIとドラえもんと『ラストボス』の出現によって過去が変わった事が原因であろう。
そして闘いをするDORAMIと『ラストボス』二人は睨み合っていた。
だがその睨み合いは長く続くわけも無く、すぐに終わった。
『ラストボス』が睨むのをやめ、右手を振り上げたのである。―繰り返しを発動する気だ。
「さて、何を繰り返す気?」
DORAMIは『ラストボス』に挑発と質問のつもりで言った。
それを聞いた『ラストボス』はクスクスと小さい声で笑い始めた。
「繰り返すんじゃない、止めるのさ」
『ラストボス』がそう言うと、動こうとしていたDORAMIの動きが急に止まった。
いや、DORAMIだけではない、ドラえもんも通行人もアリさえも動かなくなっていた。
そう、今『ラストボス』とDORAMIが闘っているのは繰り返しの世界でもあるのだ。
繰り返しの世界ならば『ラストボス』はその繰り返しの能力の一つ「一時停止」が使えるのだ。
「死にな」
『ラストボス』は冷たい、悪魔の様な目でDORAMIを睨みながら言った。
だが、一時停止されている間はDORAMIはピクリとも動けないのだ。
そして『ラストボス』は拳を振り上げ、DORAMIを殴るモーションを見せた。
「喰らいな!」
ボカボカドスボカ― 『ラストボス』は何の情もかけずにDORAMIをボコスカ殴っていく。
DORAMIは一時停止をしているせいか殴っても何も反応しない。
「さて、動き出しな」
『ラストボス』はある程度殴ると、クスクス笑いながらそう言った。
その瞬間、DORAMIが吹っ飛び、そしてDORAMIがかなりのダメージを喰らった。
どうやら一時停止が終わると一時停止中に喰らったダメージが一気に襲い掛かるらしい。
「ドラミ!」
ドラえもんがそう叫びDORAMIに急いで近寄っていく。
『ラストボス』はその様子を見るとまるで悪魔の様にケラケラと笑い始めた。
「よくもやったわね……」
DORAMIはフラフラしながら立ち上がると『ラストボス』を睨みながら言った。
その睨む眼には強力な殺気と、そしてこれまた強力な憎しみが混じっていた。
普通の人ならこの殺気で動けなくなり、弱い人なら吹っ飛んでしまうであろう。
だが『ラストボス』はまるで睨まれていない様に振舞っていた。
「さて、まだ生きているとは思いも……。まぁいいもう一回やりますか」
『ラストボス』はそう言った後、右手をDORAMIに向けて振り上げた。
するとさっきと同じ様に辺りの光景が一瞬にして動かなくなった。
だが『ラストボス』だけは何事も無かったかの様に動く事ができる―
そして『ラストボス』はさっきと同じ様にDORAMIをボコスカと殴り、ある程度殴ると殴るのを止め時間を動かし始めた。
その瞬間にDORAMIはさっきと同じ、いやそれ以上吹っ飛びダメージを受けた。
ドラえもんはその出来事に驚き、動けなくなってしまっていた。
「やるわね……」
DORAMIはさっき吐いたオイルをポケットから取り出したハンケチで拭き、そう言った。
『ラストボス』はその言葉を大して気にしていない様であった。
「それならやるわよ。私のスタンド『キラークイーン』!」
DORAMIはそう叫んだが、周りの光景はほとんど変わっていなかった。
「何をやったんだ?」
『ラストボス』が疑問に思い、そう問いかけた瞬間であった。
ボカァン! 『ラストボス』の近くの塀がいきなり大爆発を起こし、『ラストボス』を襲った。
「ぐわっ!!」
その大爆発のダメージは、『ラストボス』にかなりのダメージを与えた。
DORAMIはそれを見ると勝ち誇った様な顔をしている。
(うわ〜次は第四部かよ〜)
ドラえもんは思いっきりツッコミたかったが相手がDORAMIなのでツッコメなかった。
「やるな……」
吐血した血を拭き取りながら『ラストボス』が言った。―その眼はDORAMIよりも鋭かった。
「うるさいわよ。ドラえもん、ザ・ワールドお願い」
「はっはい!」
DORAMIの悪魔の様な一声に操られる様にドラえもんはザ・ワールドを発動した。
すると辺りの動きが完全に止まり、まるで『ラストボス』の一時停止の様だった。
「さて、『ラストボス』の周りを全て爆弾で囲みますか♪」
「何で動けるのおおおお!」
DORAMIが動いている事に対しドラえもんが思いっきりツッコんだ。
ついでにこの後、練馬区では青いロボットの霊が見れたらしい。
「『キラークイーン』」
DORAMIがそう叫ぶと、キラークイーンのスタンド能力により『ラストボス』の周りの物が全て爆弾になった。
「ドラえもん!早く時を進ませて♪」
「と……時は動き……出す」
ドラえもんはDORAMIの命令により少ない命でスタンドを解除した。
ドカアアアアァン! 大爆発が巻き起こり『ラストボス』は壊滅的なダメージを受けた。
「これが私達の協力業よ!」
DORAMIはボロボロのドラえもんの腕を掴みながら『ラストボス』に言った。
ボロボロの『ラストボス』はその言葉を聞くとDORAMIを睨み、言った。
「お前……達愚民はいつもそうやってこの帝王を……愚弄する!」
それを聞くとDORAMIとドラえもんは顔を見合わせた。
「かっ過去に何かあったんですか?」
ドラえもんが少し体力が戻った状態で『ラストボス』に言った。
すると『ラストボス』はクスクス笑い、叫んだ。
「いいだろう!教えてやるよ、この帝王の過去を!」
ドラえ13「フフフ……俺のマグナムが火を吹くぜ」
のび太「いや、俺のマグナムって。しかも13って何だ!」
ドラえ13「不吉の象徴、8月に入ってからドラ焼きが鼠に食べられた数だ」
のび太「何か銀魂の近藤が言ってた台詞と似ているような……」
ジャイア13「俺はジャイア13」
のび太「本編に出てない癖にここに出てきたー!お前の13は何だぁ!」
ジャイア13「不吉の象徴、8月に入ってから落選したジャイ子の漫画の数」
のび太「多っ!!!」
「それは20年前の事だった―」
『ラストボス』は落ち着いて、静かに話し出した―
「ザ・ワールド!」
すると何故かいきなりドラえもんがザ・ワールドを発動し、時を止めた。
そしてドラえもんはポケットから地球破壊爆弾を取り出し、『ラストボス』の近くに置き『ラストボス
』の周りにアトランティスバリアーを設置した。
アトランティスバリアーとは名前通り実際にアトランティスで使われていたバリアーで外の影響は全く受けない代わりに、中の影響は決して外に広がらないという品物である。
「そして時は動き出す―」
ドカアアアァァン! 『ラストボス』がいる場所から物凄い音が聞こえ、爆発した。
しかしアトランティスバリアーのおかげで爆発の威力は外に広がらないので、辺りにはただ騒音が起こった程度にしか感じられない。
『ラストボス』に完全壊滅ダメージを与えた!『ラストボス』はその場に崩れ落ちた!
セコイと誰かが言っても関係ない。終わりよけりゃあ全てよしなのだ。どんな卑怯な手を使っても……
「ドラえも〜ん!」
ドラえもんとDORAMIのせいにより歴史が変わった為、無傷ののび太がドラえもんの眼の前に現れた。
「それじゃ、私は」
DORAMIはニヤリと悪魔の笑いをたてながらチューリップ号で帰って行った―
『ラストボス』はこれにより未来の『ラストボス』は消える事になるであろう。そしてこの『ラストボス』も段々、体が消えていき何も無かった事になるであろう。
「ドラ焼きいいいいいいいいいいいい!」
そしてドラえもんはポケットから10円玉10枚を取り出し、ドラ屋へ駆けて行った。
「おばちゃああん!ドラ焼き一つううう!」
ドラえもんが10円玉10枚をおばちゃんの前に置くとおばちゃんは冷たい眼で、ドラえもんを睨みながらこう言った。
「消費税は?」
「あ……」
完
のび太「終わったアアアアアアアア!」
ドラえもん「ザ・ワールドで終わったアアアア!」
のび太「ドラ焼き買えなかったけど終わったアアアアア!」
作者「終わったアアアア!これで新作できるうううううう!」
のび太「お前の新作なんて誰も期待してないぞ」
ドラえもん「うんうん」
作者「本当の事言うなあアアアア!」
出木杉「修行して戻ってきました!」
ドラえもん「作者ごときがあああああ!」
出木杉「俺は?えっもう終わった?ええええええええ!」
のび太「皆様、こんな最強最悪の作品をここまでお読み下さりありがとうございました!」
一同「ありがとうございました!」
閉幕