高校生時代を描いたスクールデイズ
そして最高トーナメント―――
―――しかし、未だに解決していないテーマがあった
そう、それは
遊ドラメンバー VS 最強オールスター!
一体どっちが強いのか!?
舞台は現代!
突然襲撃された遊ドラメンバー
最強キャラオールスターにどう立ち向かうのか
面子は最高トーナメントに出場した正戦士!
今、開戦
―――遊ドラ最高トーナメント アフター 〜砕月〜―――
ネッコロウ「・・・・」
蟲の知らせか、はたまた別の何かか・・・
ネッコロウ「今・・・文矢から電話が掛かってきたような・・・・」
ワンコール、確かに鳴った
ネッコロウ「・・・・・確か、文矢の家ってこの辺りに在ったよな」
ネッコロウの歩く速度が、ほんの少しだけ増した
―――――
ザッ
ネッコロウ「これは・・・カラスの羽・・・・?」
文矢の家の門前には、無数の黒い羽が落ちていた
ネッコロウ「・・・・(開いてる・・・?)」
ガチャ
ドアが不自然に半開きになっていた
中からは物音一つ聞こえない
ドアを開けたネッコロウの目には
血だらけの文矢が写った
ネッコロウ「文矢!?」
文矢「・・・あぁ、どうした」
ネッコロウ「・・生きてんのか」
文矢「足を見ろバカ・・・」
ネッコロウが目をやると、文矢の両足、足首から下が綺麗に切断されていた
ネッコロウ「水銀燈か・・・・」
止血ができない傷口、水銀燈以外に不可能な芸当であった
文矢「最高トーナメントの連中、動き出しやがった・・・あっちはやる気だぜ」
ネッコロウ「・・・・」
文矢「理想の存在が現実の存在に負けるのだきゃァ、あっちゃならない。そんな思想、今でも抱いてるんだぜ」
ネッコロウ「・・・」
文矢「笑っちまうよなァ」
ネッコロウ「救急車は呼んだのか」
文矢「携帯、壊されてるだろ、救急車なんて呼ぶ暇なかったさ」
ネッコロウ「ワンコールで俺が来る保障なんて無かっただろ」
文矢「一番危険なのはお前なんだよ・・・水銀燈は殺し損ねた事をまだ根に持っている・・・注意しろよ」
ネッコロウ「・・・」
文矢「助けならそこにある電話で呼んだからよ、おまえは最高トーナメントのメンバーを集めろよ。上手くすりゃぁこの戦争に勝てるかも、だ。」
電話の回線は、切られている
ネッコロウ「・・・・」
文矢「じゃ、任せたぜ 相棒。」
ザッ
ガチャ
文矢は静かな家に、一人取り残された
文矢「偏屈な野郎だぜ・・・さーてと」
バンッ
文矢の持っている拳銃(文字を固める能力で創った)が、隠れていたゴキブリを貫いた
文矢「2人相手だと怖いのか」
確認するまでもなく、ゴキブリは無数
文矢「貧乏クジだな。同情するぜ、お前らは・・・誰も生きて此処からは出られねぇ。一匹としてだ。できる限り逃げてみな。ここは「地獄のモーデル」だ。でねェと・・・・ブギーマンに食われるぜェ!?」
ザシャッ!
グシャッ!
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
ガンッ
文矢「ふん・・・鳩撃ちだぜ。永遠を生きな、ベイビー・・・」
ザザッ
文矢「!」
プレデター「・・・・・」
文矢「お前まで来て居たとはな・・・迂闊だ・・・・ネッコロウを逃がしといて良かったぜ」
ドンッ!
パンダマン「(文矢・・・・)」
パンダマンはタロットの暗示で、文矢の危機を察した
パンダマン「(文矢・・・ッ!文矢!)」
ダダンッ!
プレデター「・・・」
ゴキブリ「な」
パンダマンが文矢の家に着くと
そこには驚愕の光景が広がっていた
パンダマン「ぇ・・・!?」
文矢が殺されていたのだ
パンダマン「あ・・・あ・・・」
足首から下が切り取られ
頭を掴まれている姿を見ただけで
すでに文矢に生気が無い事は理解できる
パンダマン「ぁ・・・ぁ・・」
瞳孔が極端に縮小する
パンダマン「ぁ・・・ぁぁ・・・」
目の色が変化する
パンダマン「ぁぁ・・・」
フラつき、今にも気を失ってしまいそうである
プレデター「・・・」
パンダマン「ぁ・・あぁ・・・ウワアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!」
ドォンッ!!
パンダマンの足元からカードが出現し、立ち上った
ゴキブリ「・・・ッ!」
その風圧に圧倒される
パンダマン「還せ・・・」
ドンッドンッドンッドンッ
ギュルルルルルル
パンダマンの右腕にカードが纏わり
勢い良く回転する
パンダマン「文矢を・・・」
プレデター「・・・」
パンダマン「還せェエエエッッ!!!」
ドォンッ!
一瞬でプレデターとの間を詰める
ゴキブリ「クッ!!」
ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!
ゴキブリが弾丸となり
パンダマンへと向かって行く
パンダマン「ウワアアアアアッッッ!!」
ドガアアアアアアアアアッン!!!
バンッ!
プレデターの前にゴキブリの壁ができ
プレデターを護ったが
壁のゴキブリ達はものすごいスピードで死滅して行った
バチバチバチッ!!
バァンッ!!
壁のゴキブリ達が弾け飛んだ
いや、すべて死滅した
パンダマン「ドォオオオオケェエエエエエエ!!!!!」
バッチィイインッ!!!
パンダマンの放った蹴りに
新たに湧いたゴキブリがカバーに入るが
もはや何の意味も無い
パンダマンとゴキブリは吹き飛んだ
ドガッァンッ
ゴキブリ「グアアアッハァッ」
パンダマン「グァアッ」
プレデター「ゴキブリ、アレは俺が抑える。ここから離脱しろ」
文矢をトランクに詰め終えたプレデターが言う
ゴキブリ「了解ッス」
倒した相手を連れて帰るのは、蘇生等をされると面倒だからだろう
ゴキブリ「クソ・・・アイツの能力、接触兵器か・・ッ!」
プレデター「案ずるな・・・アレならば触れずに戦える」
ダダンッ
プレデターが短剣を投げた
ザザザザッ
ゴキブリ達がトランクを持って
足早に退散して行った。
パンダマン「クソアアッ!!」
ダダッ
ゴキブリを追おうとしたパンダマンを
プレデターの短剣が静止させた
パンダマン「邪魔を・・・スンナァァァァアアアアアアアアアッ!!!!」
ドォンッ!!
パンダマンの足元から再びカードが舞い上がり
その風圧で爆煙が掻き消された
そして頬を涙が伝っていた
―――
ゴキブリ「ローマ法王!急いで瞬間移動してくれ!プレデターを助けに!」
ゴキブリは通信機で本部(?)と通信していた
ローマ法王「分かった!すぐ向かう!」
―――
パンダマン「ウワァッ!」
ドガンッ
プレデターを殴るが
ゴキブリが残したゴキブリシールドによって弾かれる
殴る度にパンダマンの手から出血する
いくらカードで武装していても
内部は生身なのだ
パンダマン「ウワァッ!ウワァッ!ウワァッ!ウワァッ!ウワァッ!ウワアアアアアアァッ!!」
ドガッ!ドガッ!ドガッ!ドガッ!ドガッ!ゴダァナッ!
パンダマン「ウヲオオオオオオオオッ!ラァァァッ!!!」
ドガガガガガガ
パンダマンの篭手が回転し、遠心力を上手く利用して弾かれずにドリルのように抉り続ける
パンダマン「アアアアアアアア!」
ドガンッ!
ゴキブリは自爆し、盾の役割を止めた代わりにパンダマンを吹っ飛ばした
ガガッ
パンダマンは壊れかけの足で踏ん張った
パンダマン「文矢を・・・・」
爆発の衝撃でプレデターも後方へ吹っ飛んでいた
プレデター「クッ・・・」
パンダマン「還せェェエエッ!!」
プレデター「飛龍・・・一閃!!」
空中に無数の刃が出現し、パンダマンを襲った
ドゴォンッ!!!
ものすごい爆発音
プレデター「クァ・・・」
しかしパンダマンは立っていた
バチッバチバチ・・・
左腕の肘は半分以上も抉られ
腹には小さな穴や無数の傷
右足はボロボロで
パンダマン「還せ・・・」
頭からは血を流している
プレデター「・・・ッ」
パンダマン「文矢を・・還せよおおお!」
血と涙が同時に頬を伝っていた
プレデター「ク・・・ッ」
プレデターは死を覚悟した
その時
空間が歪んだ
ローマ法王「法王様到着ッ!」
プレデター「助かった・・・」
ドシュンッ
そしてプレデターとローマ法王は、パンダマンの眼前から消え失せた
パンダマン「あぁ・・・あぁ・・・」
グシャンッ
パンダマンは両足が消えたかのように
その場に崩れ落ちた
パンダマン「あぁぁぁぁぁ・・・あ・・・あああ!」
パンダマンの目の色が戻り
涙が大量に溢れてきた
パンダマン「あああああああああああああ!あああああああああああ!!!!」
ドッ
金麻呂「パンダッ!」
金麻呂が遅れてやって来た
無残に崩壊した文矢の家は
悲感で満ちていた
金麻呂「パンダマン・・・」
パンダマン「守れなかった・・・畜生・・・」
ドンッ
金麻呂「!」
ドッガァァッンッ!!
ミサイルが飛んできた
パラ・・・パラ・・・・
金麻呂「くそ・・何処から・・ッ」
パンダマン「いや、これは遠隔射撃だ・・・もう近くには居ない。恐らくはサイボーグクロちゃんの・・・」
金麻呂「取り合えず、みんなに連絡を取って現状を把握しよう」
―――――
ダダッ
ネッコロウ「(何故だ・・・何故はじめに文矢が狙われた・・・!?年齢・・いや・・・年齢!?それか・・ッ!)」
年齢が上がれば上がるほど漫画という知識からは離れていく
文矢は得に漫画の知識、つまり自分達の知識が豊富だから先に消したのだろう
ネッコロウ「(だが忘れるな・・ッ!俺達はその道のプロフェッショナルだぜ・・!)」
ネッコロウはけめ吉に連絡を取った
―――――
プルルルルルr・・・ガチャ
けめ吉が携帯をとった
けめ吉「・・・」
[聞こえるかけめ吉!大変だ、文矢が襲撃されt・・]
けめ吉「・・・・」
[聞いてるか!?けめ吉!オイ!]
けめ吉は近くの教会に一人で居た
さっきまでは
けめ吉「まさか・・・アンタらが来るとはな・・・」
ボトッ・・・
けめ吉は思わず携帯を落としてしまった
視線の先に人影は2つ
けめ吉「DIOに・・・ドナルド・・・・か」
ドナルド「ホキャアアアアアッ!!」
DIO「卑怯とは言うまいね」
けめ吉「ただ強くあり、人には決して届かない。」
DIO「・・・・」
けめ吉「怪獣王に鬼と言わせた俺の実力をあなどるなよ」
DIO「侮ってなどいないさ・・・お前じゃ俺達の相手にならない」
けめ吉「・・・行くぞ吸血鬼・・・血の貯蔵は十分か?」
DIO「ゆけ、吸血鬼ドナルド」
ドナルド「ホキュアアアアアアッ!!」
ドナルドがけめ吉の前で苦しみ始めた
けめ吉「少し・・・戦術というものを勉強したのさ」
よく見ると、ドナルドの足元に銅線が絡み付いている
けめ吉の武器は、硬い甲羅と手足を出し入れする摩擦熱である
けめ吉「貴様らの気配を察知した俺が、何もしないとでも思ったのか?千切れろ」
グチャッ
ドナルド「ホキャアアアアアッ!!」
ドナルドの足首が千切れ飛んだ
けめ吉「(それにしても・・・DIOは気づいてたんじゃねぇのか?)」
DIO「ふむ・・・けめ吉よ」
けめ吉「・・・あ?」
DIO「お前、こちら側に付かないか?」
けめ吉「バッカじゃねぇの、死ねよ。死ね死ね。きっしょ!死んだらええやん」
DIO「・・・けめ吉、お前は過去に死んでいったガメラ達の最後の生き残り・・・自らその道を歩んだのだ」
けめ吉「・・・」
DIO「人類を守る使命がある。のだろう?そのタメには強大な力と永遠の命が欲しいハズだ。違うか?こちら側に付けば、それがどちらも手に入る」
けめ吉「・・・」
けめ吉は固唾を飲み込んだ
けめ吉「悪いが・・・死んでも守るべき大前提、人類を守るという使命が果たせなくなりそうなんでな・・・」
DIO「なーに、俺達は貴様らさえ倒せれば人類に何もしやしない・・・」
ドナルド「ホ・・・キュアァ・・・」
けめ吉「・・・」
ガメラは人を守った
しかし、人はガメラを守らなかった
それだけの事
何も、後悔などありはしない
何も、迷いなどありはしない
けめ吉「力と永遠の命は欲しい・・だが、仲間は殺せない」
DIO「ふむ・・・」
けめ吉「分からぬか下郎!その様なものより、俺には魂が欲しいと言ったのだ!」
?「・・・」
けめ吉「『それ』が『俺』を汚すものなら、俺は要らない。俺が欲しかった物はもう全て揃っている!」
DIO「このままでは今此処で死ぬという事ぐらい分かるだろう」
けめ吉「で?だから何だ?」
DIO「チィ・・・お前はつまらない」
パチン
・・と、DIOが指を鳴らした
ざ・・ざざざ・・・ざざ・・
けめ吉「!?・・・お前は・・・」
ゴジラ「・・・」
DIOによって吸血鬼化したファイアーゴジラを越えた最強のゴジラである
ゴジラ「何だこの様な場所で・・しかも・・邪魔者を交えて決着とは・・」
ゴジラが話し始めた
いくらけめ吉でも、3人相手では生存率は完璧な0%である
けめ吉「邪魔・・・者・・・?」
DIO「・・・ドナルド!ゴジラ!けめ吉を始末しろ」
ドナルド「ホキャアアアアアアアッ!」
高く吼え
ゴジラ「ガアアアアアアアアアッ!!」
背びれを光らせた
けめ吉「・・・」
ザザッ!!
ドゴォンッ!
・・・・
けめ吉「・・・あ?」
ドナルドがゴジラの破壊光線によって殺された
DIO「・・・どういう事だ・・?貴様の獲物は、その雑種のハズだが?」
ゴジラ「・・気が変わった。降ろさせてもらうぜ。」
けめ吉「ゴジラ、おまえ・・・」
ゴジラ「勘違いするな。貴様に肩入れしているワケじゃねぇ・・・俺は・・俺の心情に・・・肩入れしているだけだァッッ!」
ドゴォオオンッ!!
ゴジラの尾がDIOを襲った
DIO「ほォ・・・力を手にして、契約を切るというのか」
ゴジラ「怪獣なんて連中はな・・・元々永遠の命なんざに興味ァねェんだよッ!!」
ドゴォンッ!
けめ吉「(・・・破壊光線・・ッ!)」
DIO「・・・」
ゴジラ「(軽く避けやがるか・・・)」
けめ吉「ゴジラ!いくらお前でもDIOには・・」
ゴジラ「・・いいからさっさと失せろ!かばった程度で仲間意識持ちやがって!これだから育ちの良いガメラ様は気にくわねぇ!」
けめ吉「・・・すまん」
ザッ
けめ吉は教会を後にした
そして数分後
物語は動き始める
金麻呂「パンダマン、喧嘩だ! あいつら喧嘩を売ってきやがった!だったらどうする!? 答えは一つだ……!誘いに乗る、喧嘩を買う。そして……あいつらを叩き潰す!!!」
―――――
ネッコロウ「できる、できねぇが問題じゃねぇ!やるんだよ!!」
―――――
ガミテル「風力 温度 湿度 ・・・一気に・・確認」
ある戦争国家の西の果て
そこに、最高トーナメント、二次元オールスター正戦士の基地があった
そして其処から10km離れた崖の上
天を指差し、基地を眺めるモノが居た
ガミテル「ならまぁ・・・やってやりますか・・・ふん」
いきなり、崖から飛び降りた
地面に激突するまでの数秒間
その間に、全ての作業は終わっていた
ドッ
地面に到達すると同時に、ガミテルは音速を裕に越える速度で基地に向かった
ガミテル「フッ」
ドガガガガガガガガガッ!!
途中にある建造物はすべて、突き破る
音すら遅れてやってくる、超々直線速度
これこそガミテルのジャックポットスロットの一つ、「ストレイト・ラディカル」なのである
それに誰より早く気づいたのが、ゴキブリである
ほんの一瞬だけ早くだが
ドゴォオオンッ!!
ドラえもん「何事だッッ!!!」
基地本部にガミテルがアタックし、轟音が響く
文矢「ゲホッ、ゴホッ」
ガミテル「いかんいかん・・世界を縮めすぎてしまったぁ・・・」
突入したのは、牢獄である
ガミテル「こんにちわァ、あややさん!」
文矢「も・・・もんやです・・・」
―――――
ドラえもん「・・・まずい・・・ッ」
牢屋には、タイム風呂敷で生き返らせた文矢がいる
ミッキー「ガミテルだな・・・ゴキブリに知覚させないスピードで動けるのは、ヤツしか居ない」
ガミテル「居ないでしょうなァッ!」
ドラえもん「!?」
突然、本部司令室に一人の男が乗り込んできた
水銀燈「袋のネズミよぉ」
ディオ「馬鹿が、1人で乗り込んできよって」
ガミテル「お前達は、俺を恐れているな」
ゴキブリ「・・・何だと?」
ガミテル「お前らは何故俺がここに乗り込んできたか、理解できない、だから恐怖している。違うか?」
ドラえもん「抹殺せよ・・・」
ドンッ
ドラえもんの右目からレーダーが発射されたが、ガミテルは傷一つ、受けていない。
ガミテル「ファンタスティック!おまえらは勝ち目の無い戦いをしているんだ、言おう、お前らは勝てない!」
プレデター「黙れ・・・」
ガミテル「いーや、黙らないね。俺は600億の言語を操る、しゃべるのが仕事だ。文矢は返してもらう。」
ドドッ
マリオとルイージが殴りかかったが
そこにガミテルの姿は無かった
ガミテル「ハハッ、誰も俺に追いつけない」
ビッ
ガミテルは天を指差した
ドラえもん「!」
ゾワッ
ガミテルが天井を指差した瞬間から
例えられない怖気が走る
――空
金麻呂「ほぉ・・・面白い」
パンダマン「・・・」
空からの敵には早くも、サイボーグクロとピカチュウが応戦に向かっていた
ピカチュウ「ピカアアアッ!!」
金麻呂「!(・・・当てる気が無いのか・・!?)」
ピカチュウの電撃は金麻呂とパンダマンを覆うネットのように、広がった
サイボーグクロ「ジェノサイド・サーカス!!」
パンダマン「(無限ミサイルランチャー!?)」
ドッガアアアアアアンッ!!
爆音が渦巻く
パンダマン「〜〜〜ッ!!」
サイボーグクロ「(カードを盾に・・!?)」
ピカチュウ「ピカチュウウゥッ!!」
ゴロゴロゴロ・・ピシャアアアンッ!!
金麻呂「〜〜〜ッ!!(雷!?)」
パンダマン「負けてらんないんだよォォッ!!」
龍星群(ドラゴンダイヴ)!!
サイボーグクロ「!」
パンダマンのカード、そのホトンドが小龍となって基地全体に降り注ぐ
と、サイボーグクロが一瞬の虚を疲れた瞬間
その一瞬で勝負が付いた
金麻呂「ラァッ!」
遊ドラ流格闘術、その蹴り足にパンダマンの残りのカード全てが巻きついて威力を倍増させ
ドッ
クロ「(・・・しまッ・・・)」
サイボーグクロを吹っ飛ばした
金麻呂「そのまま彼方まで消えてくれるとありがたい」
と、突如地面から天に昇る光が、サイボーグクロを貫いた
和クロ「シェルブリットオオオオオオオ!!!」
ドォンッ!
その一撃で、サイボーグクロは完全に戦闘から離脱した
金麻呂「よっしゃあああ」
サイボーグ和クロ「世界の掟は俺が守るッ!!」
和クロがそのままの勢いで天に昇るのとは正反対に、金麻呂・パンダマンは基地内に落下する
ピカチュウ「(くそ・・?!)」
ドゴオオオンッ
ハルバル・トトロ「!?」
超規格外の轟音と気に、基地内にいるトーナメント正戦士全てに戦慄がはしる
ドラえもん「本格的な殲滅戦だ・・」
――――― 一階 大階段
ペン丸と古泉が対峙していた
ペン丸が異形の構えを取った時
古泉は固有結界を発動し
無限の剣が発現した
固有結界は独自の世界を展開する力
ペン丸に勝ち目が無いと判断するやいなや
情報操作、盲点で隠れていたヴァーツは
古泉の顔面に一撃を決める
しかし、小泉はその可能性を察知していたかの如く
ヴァーツのスタンド、うなぎを切り裂いた
スタンドのダメージは、本体に引き継がれる
ヴァーツは致命傷を負う
それに入れ替わり、小泉・古泉が撃破される
ジーニアス「判決・死刑!!」
地面を破って現れたモノ喰い、ジーニアスが古泉・小泉を打倒
それとほぼ同刻
パンダマンの降らした龍星群が基地を貫き始める
―――――最上部 最高司令部
パンダマン・金麻呂がドラえもん・水銀燈・ディオと対峙する
ガミテルは離脱したようだ
ミッキー・ゴキブリも侵入者討伐へ向かったようである
・・・が、パンダマン・金麻呂を、突然、突入を一瞬後悔するほどの負のエネルギーが襲う
トトロ「ガアアアアアアアアアアアッ!!!」
床が隆起し、化け物が現れた
パンダマン「死神トトロォ!?」
ドラえもん「焼き払えッ!」
トトロ「バオオオオッ!!」
カードを失ったパンダマンに防ぐ術は無く
金麻呂の能力も時間が無ければ役立たず
最強の称号形無しの彼らに、トトロの一撃で命を拾うことは不可能
かに見えた
和クロ「セカンドブリットオオオオオッ!!」
ドゴオオオンッ!!
トトロ「バオオオオッ!!」
上から降ってきた和クロが、死神トトロを地下へ押し戻した
ドォンッ!!
その落下の衝撃で爆音が走り
トトロの下敷きになったハルバルは難なく死亡
しかし、ハルバルの伸縮性により死を逃れたトトロは
再びその脂肪を利用し、間を置かずに最上階へ向かい、戦闘に復帰した
のだが、そこにはもうトトロが予想していた人物は一人も居ず
ガミテル一人だけが立っていた
――――1秒前
ガミテルが文矢を後衛で待機しているけめ吉に預けると
再び最上階の最前線、戦闘に復帰
金麻呂・パンダマン・和クロと、ドラえもん・水銀燈・ディオの6人が対峙している中央に陣取ると
突如、高速回転し
其処に居た全員を、バラバラの方向に吹き飛ばした
そして今
トトロは余風からその現状を予測すると
すぐにガミテルの殲滅に取り掛かる
しかし、トトロは予想していなかった
ガミテルは能力を解除した
ガミテルの能力は、使い切れば次の能力が出現する
文矢を救助した今、もっと戦闘向けの能力が必要である
そのため、先ほどの大回転をしたのである
そして新しい能力を出現させようとした中
背後から無数の拳がガミテルを襲った
ガミテルが能力を出現させる前に、ディオが戻ってきたのである
これによりガミテルは戦闘不能に陥る
トトロ・ディオは近くで最も大きな気
ペン丸とジーニアスの居る
2階、大広間へと向かった
※この基地は3階建て
ガラッ
下の階に突入しようとするディオとトトロに
戦慄はしる
眼前1センチ先に
幅5mはあるかという鋼鉄の拳が構えられていたのだ
アルタ、参戦
ディオとトトロはなす術なく
あっけなく吹っ飛ばされた
ドガッ
2階、大広間の両側の壁を破り
マリオとルイージが入ってきた
その2つの拳がアルタに向いており
アルタを抹殺する前にマリオ・ルイージの動きを止める事など、ペン丸・ジーニアスには不可能であった
拳が上を向いており、回避も出来ず
アルタの死は確定した
かに見えた
1秒前
本基地から直線距離でおよそ100m
そこには2階建ての小型ドームの基地があった
今――そこに居る者は
さきほどガミテルが吹っ飛ばした、パンダマンである
パンダマン「愚かなムシケラに・・・鉄槌を下すためェ・・・アルカナ・フォース・エクストラァ!ザ・ライト・ルーラァが召還されるッ!!泣いて許しを乞うがいいッ!!」
すると突然、天空から降り注いだハズのカード達が
天空を目指し、再び舞い上がった
パンダマン「(セカンド・レイン!!)」
ゴウッ!!
地上から立ち上る矢の雨である
――
地上からのただならぬ気配を察知し
ペン丸・ジーニアスは回避の体制をとる
空中に居るマリオ・ルイージは互いにファイアーフラワーの炎をぶつけ合い
セカンドレインを回避した
しかし、動けないアルタは
そのセカンドレインの矢に貫かれ
戦線を離脱する事になる
―――――3階の上の屋上
パタッ
そして空中から戻ってきたピカチュウは
事の重大さに気づかされる
ピカチュウが浮遊している間に
何があったのか
基地の崩壊を見れば
把握は出来ずとも理解はできる
ピカチュウは高速移動で2階に向かった
富樫「ジ・エンド・オブ・レイ!」
ゴゴゴゴゴゴゴ
富樫の能力によって
基地上空に巨大な大砲が出現する
まずそれの気配を察知してから
一早く状況の深刻さを理解したのは
他でもない、吹っ飛ばされていた金麻呂である
あれが発射される前に、その巨大な大砲をなんとしても破壊しなくてはならない
富樫の出現を危険視していた金麻呂は、そう判断するのに思考展開は必要なかった
金麻呂を視認した富樫の隣に居たジェド?は金麻呂に向けて
攻撃を放つのは必定
「ジェノサイド・サーカス!!」
サイボーグクロの専売特許
無限弾装が金麻呂を襲う
が
照準が狂ったのか
一つも当たらない
そう、それは2秒前
ジェド?がジェノサイド・サーカスを発射する寸前に
サイボーグ和クロがジェド?を吹っ飛ばし
巨大大砲にブチ当てて
大砲・ジェノサイドサーカス、両方の照準を狂わせた
金麻呂「(ナイスだ和クロ!)」
サイボーグ和クロの抹殺のファイナルブリットを受けて
無事で居られるハズもない
ジェド?はバラバラになった
しかし、この時、和クロは自分のミスに気づかなかった
その判断には、決定的な判断ミスがあったのだ
それに気づいたのは、金麻呂である
和クロは金麻呂の救助を優先する余りに
富樫の能力、ジ・エンド・オブ・レイの巨大大砲の射程を完全に基地から外せなかった
本来は金麻呂を犠牲にしてでも
この砲撃は止めるべきだった
ドゴオオオンッ
もの凄い爆音と共に、ジ・エンド・オブ・レイは発射された
それとほぼ同時刻
この基地から西に10km離れた地点
そう、ガミテルが最初に居た場所
そこは遊ドラ連合の小基地があった。
そこで、悲痛な叫びが響いていた
―――――1分前
―――遊ドラ小基地、後衛
そこにはけめ吉と文矢しか居ない
ドガアアアアアアアンッ!!
そこに、巨大なロボットが出現した
けめ吉「!?」
文矢「!?」
けめ吉「敵・・・だよなァッ!!」
ドゴッ
そのロボットの右腕を、けめ吉は攻撃した
と、同時に
ズキィッ
文矢「―――ッ(まさか・・・)」
文矢の右腕にも激痛が走った
文矢「けめ吉、けめ吉、けめ吉・・・けめ吉・・」
突如出現したロボットを、文矢を守るタメ撃墜するけめ吉
しかし、文矢はその敵と同調してしまう
おそらくは、ドラえもんが仕組んだのだろう
そのタメに、文矢をみすみす返したのだ
文矢「伝えなきゃ・・・!?身体が・・・」
文矢と離れて応戦するけめ吉に何とかして伝えようとする文矢だが
文矢の身体は動かない
おそらくは、ドラえもんの策略・・・
けめ吉「うおおおおお!!」
仲間の手で仲間を殺させる事によって
全体の戦意を喪失させるのが狙いなのだろう
ドガッ
けめ吉「グハッ」
けめ吉の甲羅にヒビが入る
文矢「けめ・・吉・・・」
ロボットの腹部からドリルが出現し、けめ吉を貫こうとする
ゴオオッ
けめ吉の炎で、ロボットを怯ませた
けめ吉「俺は・・・守るんだ・・文矢を・・・守るん・・だあああああああ!!!」
ガッ
けめ吉「スクリュー・バイト!!」
ロボットの腹に噛み付き
そのまま最高速の超速回転で捻り切る
ブチブチブチブチィィッ!!
文矢「ガッハッ・・・」
けめ吉「うおおおお!!」
文矢「(伝えなきゃ・・・言わなくちゃ・・・けめ吉・・・に・・・)」
ゴアッ
ロボットの腕・・・文矢の左腕が吹っ飛んだ
文矢「・・・けめ吉・・・・・・・・・・」
けめ吉「うおおおあっ!!」
文矢「・・悪いな・・・けめ吉・・・」
文矢は最後の力を振り絞り
能力を発動させた
けめ吉「ウオラアアアアアアアアッ!!」
メキ
けめ吉の身体が、ロボットの心臓を貫いた
文矢「・・・」
文矢、死亡
けめ吉「ハァ、ハァ、ハァ・・・ン」
けめ吉の目には
夜空に星の光で書かれた
「 Goodbye 」
という文字が飛び込んできた
けめ吉はようやく気づき
目を見開かせた
けめ吉「うわああああああああああ!!!」
同刻
ジ・エンド・オブ・レイが基地を貫いた
和クロの活躍により、その影響は基地本塔の左半分におさまった
が、先ほどパンダマンの放った「セカンド・レイン」を、右端と左端の壁に避けていたマリオとルイージは一瞬の後悔の後
左側に避けていたマリオをジ・エンド・オブ・レイが襲った
そして、左側の壁が無くなり
塔内部にいたペン丸・ジーニアス・ルイージ・ピカチュウの眼前には
夜空が広がった
それと同時に
「それ」を見たペン丸・ジーニアス・サイボーグ和クロ・金麻呂に
戦慄、走る
基地の周りは半径100kmほど
凸凹だが見通しの良い平地であるが
その地面を埋め尽くさんばかりの
大量に増殖したゴキブリとミッキーが居た
その数、数十万
しかし、同じ見ていたルイージ・ピカチュウ・ディオ・トトロ・富樫に
ペン丸達以上の、戦慄が走った
赤い月を背に
空を舞っているのは
両手にガチャピンとムックの骸を持った
朝梟の姿である
ドゴォッ
朝梟が念力のようなモノで
50m以上はなれた、ミッキーやゴキブリ達のうごめく地面を割った
その瞬間の空気を利用しないハズはない
ペン丸「(俺の反逆を見せてやる)」
ジーニアス「(万感の想いを乗せ、俺は戦う―――)」
この身が朽ち果てるまで!!
※ここから物語の展開は緩流になる
ピカチュウ「たった2人で何が出来る」
ここで現状を整理しよう
基地、本塔内にジーニアス・ペン丸・ピカチュウ・ルイージ
基地、本塔上空にサイボーグ和クロ・金麻呂・富樫・トトロ・ディオ
基地、本塔横の小塔にパンダマン
基地から10km離れた地点にけめ吉
基地の周辺に大量のミッキー・ゴキブリ
基地付近、上空に朝梟
そして基地から少し離れた地点に潜むのがドラえもん・水銀燈
残りは不明である
―――――
けめ吉「ふ・・・ふざけんじゃねぇ!!オールスターのクソ野郎どもがっ!!!」
文矢の骸を抱え、けめ吉は鳴いた
ズンッ
けめ吉の影から何者かが出現した
トロロ「クッ・・・クッ・・・クックックッ」
そう、影使い、トロロである。
けめ吉「てめぇ・・・何、笑ってんだよ・・・!」
トロロ「ワクワクするじゃねェか・・・」
けめ吉「(男泣き!?)」
トロロ「派手なケンカになりそうだぜ!!」
けめ吉「少々遅れたが・・英雄としては丁度良い」
けめ吉「文矢・・・仇は必ずとる」
けめ吉&トロロ「(たとえ この身が砕けようとも―――!!)」
2人の男が基地本塔に向かう
―――――本塔
ルイージ「おまえらは我々に勝てると本気で思っているのか?」
ペン丸「ああ、思っている!」
ルイージ「・・・その根拠は?」
ジーニアス「根拠など・・・なイッ!!」
ルイージ「ならば!!」
ドンッ!
天井から、トトロとディオが降りてきた
ディオ「見果てぬ夢を抱きながら」
トトロ「死ぬがいい!!」
ペン丸「てめぇら・・ぶっ潰してやるッ!!」
ザクッ
トトロ「それは無理だ!」
トトロの爪がペン丸の心臓を貫いた
ペン丸「なッッッ・・・ガフッ・・」
ジーニアス「なんだ・・!?」
ディオ「なぜならトトロは俺のスタンド・・ザ・ワールドと融合して強化された誠の死神・・・自立型超戦士!!勝てる理由は存在しない!!」
ジーニアス「・・・(確かに・・俺の五感が集中して教えてきやがる・・・)」
コイツと戦えば死ぬ!!
けどよ・・
結果というものは分かるものなのか・・・!?
ジーニアス「(いいや・・違う!)」
やらないと分からない!
ジーニアス「だったら俺の命をBETして・・てめぇを倒す!!アルティメット・バーストオオオオッ!!」
ディオ「これが俺の正義だ・・・ゆけ」
トトロ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァッッ!!」
ガシィッ・・
トトロとジーニアスの拳が衝突しようとした瞬間
その拳の間に1人の男が陣取り
2人の拳を受け止めた
ディオ「!?」
ジーニアス「なにっ!?」
トトロ「おまえは・・・ッ!」
ディオ「何故貴様がまだ・・・!」
――――ペン丸!!!